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深掘りLIVE3本とオンデマンドVoice交論のはじまり

見た目はブログ、中身はポッドキャスト|100%音声入力で書くBlog

 

 

今日のつぶやき|27 May2024

5月27日のブログつぶやきです。

今日は朝のうち雨で、昼間もちょっとだけ雨が降った札幌でした。やや寒いですね。13度から18度ぐらいの間で気温が動いたと思います。今夜は10度切ったんじゃないかな。

まあそんな札幌ですけれども、冬一郎くんは、昨日の夕方うんちいっぱい出たんで、今日はうんちのない日ということで、短い散歩でした。夕方、ご近所さんに遊んでもらって喜んでたんですが、結構退屈だったかな。わかりません。

ポッドキャストの方は、朝5時27分に「5月27日の投げ銭|一粒万倍日/大安」、配信しました。24節気の話をしています。1年を24個に分けてね。いわゆる春分とか秋分とかってやつですね。暦絡みの話をしています。24節気には根拠があるんですけど、一粒万倍日には一切根拠はないと。まあそんな話をしています。

それから深堀ライブを3本、午前中から昼にかけて3本収録しちゃいました。深堀ライブ34、35、36とやりましたが、今日、公開したのは34と35ですね。36は今まだ文字修正中なので、明日の公開になるかなと思います。同じ音声記事を2本、noteの音声記事としても配信しました。深堀ライブの34「育てる大学、育つ大学をつくる」その2、35「宗門系私立大学の苦難と活路」その2、配信してます。

それから夕刊ことのはを仕込んで、あとですね、ディアレクティークっていう新番組を立ち上げたんですが、オンデマンド交論というね、討論ならぬ、交わす論ですね。交流する論ですけども、議論、論議ですけども、そういう番組を作ったんですね。

ディアレクティークという番組を作って、一応どういう番組かっていう説明のトレーラー的なエピソードは1つアップしてたんですが、ようやく本題に入りまして、今日は2本配信しました。1つが「科学者の職分|関与と責任」という、ちょっとオッペンハイマーから来てるんですけども、科学者の職分ですね。どう考えるか、関与と責任。それから、「武士道それとも商人道?|居酒屋談義」っていうのも配信しております。

LISTENというプラットフォームがこういう使い方ができるんじゃないかということで実験的に始めたんですが、なんとなく感触は悪くない感じかなと勝手に思ったりしてますが、どうなんでしょうね。わかりません。そんなことで今日は結構、硬派な配信をしました。

あとこれついでに、まだ秘密と言えば秘密なんですが、ラジオトークというプラットフォームがありまして、ラジオトークにも番組をだいぶ前から準備してたんですが、今日一つだけ喋ってみました。ハートが1個とネギが3個つきましたね。4個しかつかない。ネギってなんだろうと思って調べたら、ねぎらいのネギだそうです。なるほど。

ラジオトーク。これもいずれRSSでLISTENとかにも飛ばそうかなと思いますが、まずはちょっと何本か試しに配信してみようかなと。ということで、これはまだ秘密ということでございます。秘密ってほどじゃないんだけど。そんなとこですね。RSSでLISTEN飛ばしたらまたブログでも紹介しようかなと思ってますが、とりあえずラジオトークだけで少しこっそり配信を始めた。そんだけですね。

あっという間に5月の終わりに近づいてますが、今日は名人戦は藤井さんがタイトル防衛ということで、これで藤井さんは心置きなく叡王戦、次は負けられませんからね。もうそっちに切り替えてんじゃないかなと思いますが、ちゃんとこういう中でも勝つんだからすごいなと思いますが。ただ伊藤匠さんも準備万端、挑んでくるでしょうから、どうなりますかね。叡王戦。楽しみですね。

あとは特にないですね。今日は面白いテレビもドラマも映画もないし、スポーツも特になかったし、なんとなくポッドキャストにのめり込んだ一日でした。

まあこれやるとやっぱりなんとなく満足感ありますね。面白いもんですね。なんなんでしょうね。よくわかりませんけど。喋って発散できるからなのか、それが文字になってコミュニケーションも取れて、そのコミュニケーションが面白いのかなんでしょうね。わからない。ちょっと疲れましたが、楽しかったですね。そんなことでだいぶ喋っちゃいました。

LISTENが今ちょっと不調ですね。サイトが表示されないページがあるということでエラーが出るんですが、これがちゃんとうまくできないと私の作業ができないということでなんとかなってください。よろしくお願いします。今朝8時前に回復しましたね。よかったよかった。これでブログつぶやきが書けました。

ということで、5月27日のブログつぶやきでした。ではまた。

こえの下書き。Voice draft つぶやきのもと。LISTENで番組をフォローすると音声と文字を視聴できます。

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Podcasts|27May2024

フォロワー限定・有料エピソードは、LISTENでフォロー・購入すると視聴することができます。

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本日配信したPodcastsです。

 

5月27日の投げ銭|2024|一粒万倍日/大安

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5月27日、一粒万倍日と大安が重なっています。カレンダーのない時代では、太陽と月の動きを手がかりにして暦を作っています。(AI summary)

5月27日、一粒万倍日と大安が重なりました。暦の話を少ししてきてるんですけど、暦にはいろんなのがあるんですけどね。

カレンダーのない世界という、カレンダーがなかった時代ですね。今はもうスマホもあるから、時間も日にちも月も年も、みんなが正確にそれで知るわけですけど、昔はなかったわけですよね。時計もない、カレンダーもないという中で、どうやって暦っていうのができたのかっていうときに、手がかりになるのは一つは太陽ですよね。

太陽は約24時間で、ほぼ24時間というか、太陽が一周するのを24時間にしたわけですけども、太陽は朝、陽が昇り、夕方沈んで、また翌日、陽が昇ると。これがやっぱり一つのサイクルになって、日本語で言うと、日ですよね。1日2日3日という日。まさにお日様の日ですよね。日が一周回るのが1日という。

あとは月ですよね。1月2月という。これは月が、やっぱり満ち欠けがあるんですよね。月はね、新月満月。それで一周するわけです。途中に半月があるわけね。そうすると、ちょうど29日か30日ぐらい、まあ29.何日なんですけども、月の満ち欠けの周期はね、約30日で。これが4つに割られるわけですよね。半月、新月、満月、半月で。それで週ができるということなんですが、まあ日、月、結局天体ですよね。天体の動きで我々は暦を作っていったわけですが、ただこれ太陽の動きが実は、まあ太陽の動きっていうか実は地球の動きなんですけどね。

地球の動きがまあ今は365日ということになって、そこに閏年閏日があって調整されてるんですが、これはやっぱり天文学、まあグレゴリオ暦ですね。前回、前々回とちょっとお話ししたグレゴリオ暦というのが非常に精密だということでね、今使われてるわけですが、それがない時代。

日本ではいわゆる太陰暦ですね。まあここに太陽も絡んでたんですが、まあ原則、太陰暦だったわけです。もう月の満ち欠けでやるとやっぱりずれていくわけですよね、1年がね。そんな中で日本の暦でもう一個大事な、季節を表す、結局、季節感っていうのが出てくるわけですけど、春夏秋冬ね。

これはどうやって出てきたかっていうとやっぱり月の満ち欠けだけじゃなくて太陽の動きですよね。太陽が傾きが、春分の日を起点にすれば、約半年後ですね、秋分の日があって、また春分の日がやってくる。

春分の日っていうのがやっぱり太陽の動きとしては一番測りやすかったということで、これを太陽の通る道ですね。太陽の通る道の角度で春分の日を起点にしながら、1年間を24個に分けたわけですね。ちょうどそれで一回りするという形になって。そこに出てきたのが24節気ですね。

これが出てきたということで、今日はちょっと24節気にこだわってみようかなと思うんですけども、....続きを読む。

 

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科学者の職分について考えます。科学者と社会、あるいは科学者と政治との関わりや問題に関与することについて考え、その時に生じる責任を考えます。(AI summary)

オンデマンド・ボイス・交論。 口喧嘩ではない、交わす論ということで、まあ談議でもいいんですけどね。討論というより談議、雑談みたいな感じなんですが。

実は「原爆の父オッペンハイマー NHKBS世界のドキュメンタリー」を見た感想をちょっと喋らせていただいたらもう即座に、◯◯さんが5月21日ですね。即座にリアクションしてくれて、それに対して私、LISTENのコメント欄でコメントを文字で書こうかと思ったんですが、これはせっかくだからオンデマンド・ボイス・討論ならぬ交論につなげてみようかなと思って、いろいろ考えてるうちにちょっと時間が経ってしまいました。

これ私の中でも結論出てるわけではなくて、むしろ自然科学の方の◯◯さんの意見も聞きたいなということで、私は一応社会科学ということが専門になるので、ちょっとまた違うと思うんですよね。

それでタイトルを「科学者の職分|関与と責任」というテーマにしてみたんですけども、どういうことかというと、要するに科学者と社会あるいは科学者と政治との関わり、関与ですよね、をどう考えるかという問題と、もう一個は、その時に生じる責任というね。

科学者としての責任、市民としての責任、人間としての責任、あるいは政治的決定に関わったことの責任ってどうなるのか。責任っていうのはいろいろな、一つでは語れないんですけど、実は。

これでいわゆる、どちらかというとむしろ関与しないと、現実政治、現実社会にあまり関与しないというのが、むしろ科学者の職分であるという考え方もあるんですよね。なので、オッペンハイマーなんかも関わったからいかんと。しかも甘ちょろい考えで関わるからこういうことになるみたいな言い方もできなくはないわけね。だから、愚か者とか愚者とか言われたりする部分もあるんですが、ただそのこれは甘かったっていう問題なのかっていうと、微妙にちょっと違和感も感じるんですよね。

これはもうまさに科学者としてどこまで責任を負うのか。その以前の問題としてどこまで関与するのかっていう問題が実はあって。これは前に少し、これの前の前にお話しした感想で、いわゆる政治あるいは正義の原理と、それから真実の追究という科学の論理と、それから善とか倫理に関わる人間としてのモラルとか良識みたいな問題っていうのは、必ずしも一致しないという話をちょっとさせていただいたんですけど。◯◯◯◯さんはそれを因数分解と表現してくれて、なるほど因数分解かと思って妙に納得したんですけど。これをどう考えるかなんですね。

そこで職分ですよね。つまり学者ないしは科学者は、職分に従って不必要な関与をすべきではないという議論もあるんですが、それはそれでやっぱりちょっと違うと思うんですよね。やっぱり人間として、市民として、社会や政治に実際には関わってるわけで、純粋に100%科学者だけで生きてるわけではないと。この峻別というか腑分け。一人の人間の中でどう腑分けするのかっていう。

一緒くたにするのはやっぱり違うんですよね。科学に政治持ち込んだりしてしまったらやっぱりこれは違うわけで。だから科学を追究するときには、やっぱり真実なり現実なり、これを科学的な方法で追究するっていうところに徹するべきだと。

一方で、市民として社会に生きる人間として、あるいは場合によっては、政治的な意思決定に関わる専門家としての関与っていう問題が出てくるんですよね。このときに科学者であるというアイデンティティと、いま言った社会的・政治的な存在としてのアイデンティティっていうね。

ここってそう簡単じゃないし、結論は簡単に出ないと思ってて、ずっと考えていくしかないテーマだし、かつて、私なんかすぐ頭に浮かぶのはマックスウェーバーとかが浮かぶんですけども、やっぱりこの問題を突き詰めて考えるわけですよね。

なんでこれこだわるかというと、....続きを読む。

 

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武士道という言葉についての談議が行われています。また、商人道についても議論されています。武士道と商人道の違いが話題となっています。(AI summary)

オンデマンドボイス討論、2本目ですね。◯◯◯◯さんも巻き込んじゃえということで、酔った勢いでオンライン居酒屋談議ということで、ライトライトな◯◯◯◯さん。武士道と歴史とホモ・サピエンス、人類ね。いろんなテーマが酔った勢いで語られてるので、ちょっと全部は取り上げずに。他にもホモ・サピエンスとかサルのまんまだとか、そのあたりも絡みたいんですが、一つ武士道ですね。

これ実は、僕もというか、私も結構、武士だって言われたときがあって、なんかちょっと肩で風切ってね、武士は食わねど高楊枝みたいな感じに見えたのかなんかよくわかりませんが、その時にある人がね、その方はちょっとレフトレフトな方なんですが、私はちなみにライトフロントで行きたいなと思ってるんですが、それはさておき。

いや武士道じゃなくて商人道なんだと、日本は。っていう言い方したわけだよね。むしろ武士道が支配する時代っていうのはあんまりいい時代じゃなかったんだって、こういう言い方したわけですよね。なるほど商人道があったなぁと。

僕は、そういう商人とかあんまり好きじゃなかったんで、まあユダヤ商人もそうだけど、近江商人もそうだけど、なんとなく手すり合わせて、「三方よし」で、それも大事なんだろうなと思いながら、自分にはできないななんて思ってたことがあるんだけど。

実は◯◯◯◯さんの声日記とか聞いてると、この人、伊佐坂先生のとこ通って商人やってんじゃんみたいな。むしろサブちゃん、三河屋のサブちゃんは商人だろうみたいなふうにちょっと思ったんで、絡んでみようかなと思ったんですね。それが酔っ払った勢いで、武士道の話をしたもんだから、おおーと思って。

これは実は小説の世界とか、日本の歴史を語るときには武士ばっかり語られてきて、商人は語られてこなかったっていうのもあるんですよね。だからいわゆる時代劇だって、商人っていうのはだいたい悪いやつで、大黒屋でね。武士も悪いのいるけど、だいたいそれは権力者であって、あとはやっぱり武士はなんかどっかで、かっこいいみたいな話になってるじゃないですか。

そういうふうな世界もあるんだけど、実際に世の中を支えてきたし、世の中を作ってきたのは商人じゃないかと。商人道が日本のむしろ、庶民の中心的な哲学というか、考え方であって、武士道っていうのはごくごく一部の話で、しかも武士はだいたいダメなやつが多かったんで、....続きを読む。

 

深掘りLIVE #34 「育てる大学、育つ大学」をつくる ②

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彼は、育てる大学、育つ大学を作るのその2をやりたいと思っています。彼は、大学の目的と実際の学生とのミスマッチについて話しています。育てる教育をするためには、学生が主体的に育つ力を身につけることが重要だと考えています。日本の大学教育では、自分の頭で考える力を身につけることが重要だとされています。しかし、現在の大学の授業形態では、それが本当に伸ばされているのか疑問があります。ハーモニーの力(調和する力)、アンサンブルする力(共感する力)、日々練習し学習する力(学習意欲)、達成欲(達成する喜びを感じる力)、前向きに努力する心(ポジティブ志向)という5つの強みを生かした音大での「育つ大学、育てる大学」をつくる試みについても語られています。(AI summary)

目次

育てる大学の必要性 00:00
大学教育におけるミスマッチ 02:59
講義形式の問題点 10:55
音楽大学の教育体制 17:19
育つ大学、育てる大学 25:04

深堀ライブの34個目ですね。「育てる大学、育つ大学をつくる」のその2をやりたいと思います。前回その1は、4月の30日にやりました。

この「育てる大学、育つ大学」っていうのは、私が考えたフレーズなんですね。それをどういう経緯で、こういうキャッチコピーであるべきだと。大学はね、いうふうに思ったかっていう話も、経験に基づいて少しお話ししていきたいのと、そもそもここに表現されていることっていうのは、結構大事なことだと思ってるんですが、そのあたりのこともね、少しお話していきたいと思います。

前回は大学のそもそもの目的で、実は大学進学率が上がる中で、例えばFランクなんて言い方、私大っ嫌いなんですが、Fランなんて言い方ありますけれども、大学にはミスマッチが起きたんですね。つまりそもそもエリート養成の高等教育として始まった日本の大学が、大衆化段階、ユニバーサル化段階を迎えて、そこで大学が提供して、大学教員が目的とするもの、あるいはこういうふうに育てようと思っていることと、実際に入ってくる学生との間のミスマッチ、ギャップですね。これが生じたわけです。

これは未だに埋まっていないと。その時に、この問題を解決する出発点は、「育てる大学、育つ大学」だというふうに私は思ったということなんですが、少しこれを噛み砕いて話していこうかなと思います。

今日お話ししたいのは、「育てる」「育つ」の意味が一つ。それからもう一つは、こういう「育てる大学、育つ大学」であるべきだというふうに私が思った、具体的な経験に即した話。この2つが柱になるかなと思っています。

根本的な考え方として、「育てる」。これ子育てでも何でもいいです。育てる。教育全般に関わることです。育てる、そして「育つ」。育つというのは、学習者本人、子供、主体ですね。そちらが育つということですよね。植物でもそうですよね。自ら育つ。あるいは肥料や栄養をもらって育つわけです。

育てるというのは、これ他者が関わるわけですね。他者が関わって育てると。問題は、育てようとしてるんだけど、逆にスポイルしてしまう。育て損なってしまう。あるいは育つことを阻害してしまうということが起きるわけですよね。あるいは育てようと思って、いろんなことに取り組んでいろんなものを与えようとするんだけど、逆にそれが植物を枯らしてしまう。育つ力を奪ってしまうなんてこともあるわけですよね。

これがいわゆる教育っていうものの本質に関わるものなんですが、それは教えるというよりもやっぱり学ぶだし、育てるっていうよりもやっぱり育つなんだというふうに私は思ってるわけです。

要するに、上手に育てないと育つものも育たない。上手に教えないと、学ぶことをせずに、教えられたままにそれをそのまま飲み込む。あるいはそれを器用に、その場限りで使いこなすみたいな話になりかねないわけですよね。

だから教育って非常に奥深くて、人が育つ、動物が育つ、植物が育つ、みんなそうなんですが、結構永遠のテーマなんですよね。日本の大学教育っていうのは、そういう意味では失敗してきていると思ってるわけです。上手に育てられてないと、上手に育っていないと。だからいろんな面での人材不足も生じるということだと思ってるわけですね。

日本の高等教育、大学教育、実はこれ高等教育、大学教育だけじゃないんですけども、日本の教育はなぜどうして失敗してきたのかっていう話は、これはこれでまた私なりのいろんな見解はあるわけですし、それについてもいずれどこかでいろいろとお話ししてみたいと思いますし、それについてはいろいろ議論を戦わせてもいいんだろうなと思うんですが、やっぱりまずは根本なんですよね。

この「育てる大学、育つ大学」に込めた意味も含めてですけど、それは今言った教育の根本ですね。人が育つ、生き物が育つ、生物も含めてね、ということはどういうことなのかっていうことをやっぱり一度、原点に立ち戻って考え直さないと、大学教育、高等教育はダメなんじゃないかと思うんですよね。既にルーティンになっている目の前にあることを一生懸命やってもダメだと。

例えば、最近はなくなりましたけどね、だいぶ寄り添って、寄り添うなんて言葉もね、結構流行ってるわけですけど、寄り添う教育をするみたいな。ただ寄り添ってるだけで育つかって言うと、そうでもないんですよね、実はね。もちろん寄り添うことは大事なんですが、寄り添ってるだけで育つんだったら、そんな楽なことはないわけですよね。

昔、これはキッチンでしたか、吉本ばななのつぐみでしたか、キッチンだったと思うんですけど、小説がありましたね。吉本ばななが、ばななさんじゃなくて誰だったかな、少し年長のおばさんかなんかにあたる人に言われるんですよね。何か育ててみるといいのよと。そうすることで自分の弱さもわかるし限界もわかるんだっていう言い方を、植物でも何でもいいから育ててみるといいのよって。これ、植物育てられますかってことなんですよね。動物育てられますかってことなんですよね。犬でも猫でもいいし、本当に植物でもいいんです。植物、あるいは稲でもいいです。

これ、野菜すら植物すら動物すら育てられない人に、なぜ人間が育てられるのかっていうことなんですよね。育てる、あるいはある生物がすくすくと健やかに育つっていうことには手間暇もかかるし、下手に肥やし与えすぎても枯れちゃうわけですよね。そこの原点を見失うと、結局、育つものも育たない。実際、今、本当に育ってんのかっていう話ですよね。全般的にやっぱり教育に失敗してきてる部分がある。

もちろん具体的な一つ一つ見ていけば、いい教育をやっていると、ああ、この子は育ったねというのもあるけども。そうじゃない場面のほうがやっぱり目につくわけですよね。それ違うだろうっていうことがある。これはもう本当にいろんな考え方があるんですけど、やっぱり一番、起点、中心に置かなきゃいけないのは、やっぱり学生が育つってことです。大学においてはね。

あるいは高校までの教育においては、生徒、児童が育つってことです。そういう育つ教育を本当にしてるのかっていうことなんですよね。むしろ育てよう育てようとすることで育つ力を奪ってしまってはいないかという、こういう話なんですね。

あんまり抽象論ばっかり話しててもいかんのですけども、私自身は結局だいぶ昔に思ったのは、育てようとしてるときに、ここまで持ってこようと。要するに到達点を上に置くんですよね。ここまで引き上げよう、ここまで持ってこようっていう、教える側の基準で、あるところに持っていこうとするわけです。

社内教育とかでもそうですよね。いろんな面でここに持ってこようと。研究者育てるときもそうですよね。ここに持ってこようとするわけですよね。そういう育て方は、やっぱりこれ教育ではないと。むしろ到達点はもちろんあっていいんだけども、それは、例えば、....続きを読む。

 

深掘りLIVE #35 宗門系私大の苦難と活路 ②

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深堀ライブの35個目は、宗門系私大の苦難と活路について話しています。宗門系の私立大学は独自の苦難を抱えており、狭い教義の繰り返しに陥る保守的な私大の経営や、専有意識の強さが私学経営の難しさを表しています。話は、実体験も踏まえながら進められます。(AI summary)

目次
宗門系私大の苦難と活路 00:00
専有意識と建学の精神の具現化 05:14
セクト主義と宗派の教団 14:07
私学経営の難しさ 23:18

深堀ライブの35個目、「宗門系私大の苦難と活路」。宗門系の私立大学の苦難と活路ということで、私の実体験も踏まえながら、宗門系の私立大学は独自の苦難を抱えているという話ですね。

活路はどこにあるのかという話も最後にはしていきたいんですけれども、前回、1回目の「宗門系私大の苦難と活路」ですね。これは結構だいぶ前にやったんですね。深堀ライブの15個目ということでやりました。

これがポッドキャスト展開し始めてですね、有料配信で。それまでnote記事等にはあったんですけどね。スタンドFMにもあったんですが、そこではあまり注目されずに、ポッドキャスト展開したところ、特にYouTubeで再生数がダントツに伸びましたね。230再生。これまで配信したもののうちの2番目につきましたね、これね。

一番再生数多かったのは「派閥政治は末路を迎えるのか」という、自民党の派閥について。今ちょうどアップトゥデートな話題ですので、政治ネタが意外とYouTubeでは再生されるんですが、そんな中で大学ネタはいまいち振るわない中で、この「宗門系私大の苦難と活路」がダントツで再生されるという。これはなぜか。それだけ危ないネタだということなんですが。そうなんですが、私とりあえず今フリーな立場ですので、差し支えない範囲でというか、だいぶ差し支えはあるんですけれども、いろいろと。

やっぱり独自の困難を抱えてるので、ここを解決しないと真面目に潰れていくしぐちゃぐちゃになっていくだろうと思うので、少し深掘り続けたいと思うんですね。前回お話した内容は、前回のやつを聞いたり見たりしていただければいいと思うんですが、一応これ少し価格高めに設定してポッドキャスト配信してるんですが、有料エピソードとしてね。購入者はおりませんが、途中までは皆さん興味があって聞かれるということのようです。

今日お話ししたいのは、少し、例えば、口は出すけど金は出さない。そういう宗門系多いんですね。それからもう一つは、建学の精神の具現化ということをよく口にされるんですね。建学の精神の具現化ということはよく口にされるんだけれども、ずっとそればかり口にして、いつまでたっても具現化されない。それはなぜかという問題。

それからもう一つは、金出さないということと関連して、意外となぜか、なぜかその宗門関係者はその宗門系の大学を自分のものだと思っている節があるんですね。専有意識が結構強いという問題があるんですが、それはなぜかということなどを軸にしながら、あとちょっと関連する論点あるんですけれども、思いつくままにね、ちょっと今日はお話していこうかなと。私なりに、体験を踏まえながら、こういうことがきっとあるから、建学の精神は具現化、具現化とお題目のように唱えるけれども、いつまでたっても具現化、具体化できない。そのわけですね。

それからとにかく口は出すけれども、専有意識が強いこととも関連してなんですが、口は出すけれどもなぜか金は出さない。金に対しても専有意識が強いんですね。ということで、あんまり大学にお金は出さないわけだし、実際にどこまで役に立っているのかっていうところもあるわけですが、ただ建学の精神はそこから始まっているということだけで、またこれ怒られてしまうんですが、口は挟むと。口挟むだけじゃなくていろいろ蠢くわけですよね。そういった部分も含めてちょっとお話していこうかなと思っています。

口は出すけど金は出さない。どこからいきますかね。建学の精神の具現化からいきましょうかね。建学の精神を、要するにお題目で唱えててもしょうがないので、それを具現化しなきゃいけないんだっていうことをしきりに言われるわけです。私が関わった大学でも、同じ宗門系で集まりがあったときに、その研修会のテーマは、私が学長やってる間、毎回、毎年「建学の精神の具現化、具体化」だったんですね。

もうその大学が始まって何十年も経ってるわけで、もうそんなものは当初から具現化できてなければ困るわけですが、なぜこの期に及んで建学の精神の具現化を言わなきゃいけないのかっていうこと自体が、私にとってはもう根本的な疑問だったので、毎年、具現化、具現化って言ってますけれども、具現化って何ですかっていうことで、だいぶそういう議論も吹っかけたりしたので、そういうことも含めて疎まれるんでしょうが、私なんかはね。

結局、何なんだと、建学の精神の具現化は。これは実際、私は私でそういう大学に関わってしまったので。都合25年間ですか、2つの大学で。四半世紀。人生のかなりの部分を宗門系の私立大学で過ごしたわけで、それについて、なんで関わっちゃったかなって思いも率直になくはないんですが。これはこれでね、日本の私立大学の現実だったりするので、これはもう関わっちゃった以上は何とかするしかないと思って、私は私なりに建学の精神の具現化をするわけですね。

ない知恵を絞って、いろんな人にいろんなことを聞きながら建学の精神の具現化をするわけですが、それについても、結局、具現化するたびに口を挟まれるわけですよね。いや、それは違うというような感じ。あるいは、そこまで言わないにしても、面白くないと。なんとなく面白くないと。

まあ、いろんなエピソードは実はあるんですが、ここでは具体的なエピソードは省いて、おそらく一言で言うと、....続きを読む。

 

blog|27May2024

本日配信したブログ記事です。

 

本日の配信はありません。

 

note|27May2024

本日配信したnote記事です。

 

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深掘りLIVE #34 「育てる大学、育つ大学」をつくる ②

LISTENで音声(プレビュー)を聴くことができます。LISTENで購入すると音声とともに文字起こしを読むことができます。

LISTENの文字起こしをベースにして、後日より読みやすい形でnoteに文字起こし記事を投稿いたします。

 

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深掘りLIVE #35 宗門系私大の苦難と活路 ②

宗門系の私立大学の苦難と活路について語るシリーズ。

LISTENで音声(プレビュー)を聴くことができます。LISTENで購入すると音声とともに文字起こしを読むことができます。

LISTENの文字起こしをベースにして、後日より読みやすい形でnoteに文字起こし記事を投稿いたします。

 

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夕刊ことのは|27 May 2024

前日の新着情報を毎日17:30にショートPodcastでお届けしています。

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夕刊ことのは。はじめるCamp@Us、5月26日の更新情報です。

今日の札幌は、冷たい雨が降っています。

毎日の《ブログつぶやき》つぶやきました。

新着ポッドキャスト。《声で書く日記》149個目。「新番組とはじらぢさんでぃシーズン5の予告編とボーナス一括配給の企てとSpotifyとの出会いと別れと千秋楽の話」。

そして《はじらぢさんでぃ》の「シーズン5予告編」をSpotifyとLISTENから配信しました。

《ひと声》110個目。「千秋楽 大相撲観戦中」。大の里、優勝おめでとう。

そして昨日の「ブログつぶやき」、....続きを読む。

 

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