見た目はブログ、中身はポッドキャスト|100%音声入力で書くBlog
今日のつぶやき|17 May2024
5月17日のブログつぶやきです。
今日は朝も夕方も、冬一郎くんはショート散歩でした。今日、私ちょっと郵便局に行く用事があって、冬一郎くんは30分ほどお留守番したんですけども、玄関先で暴れてました。
それはそれとして、今日はポッドキャストで《週刊ポッドキャスティング》。「レッツ・ディストリビュート・ペイウォールドコンテンツ」、有料エピソードをもっと配信しましょうっていう話をしました。コンテンツがないと始まらないって話ですね。
それからことのはが、夕方5時半に配信されています。それとちょっとこれ過去の深堀ライブなんですけど、まだポッドキャスト配信してなかったやつですね。深堀ライブの15個目、「宗門系私立大学の苦難と活路」っていう、いわゆる宗門系、まあ私は仏教系の私立大学に2つ勤めて、そこで2つとも学長やったんですけど、これは独特の困難があるんですよね。
日本の私立大学は今、少子化の中でかなりいろいろ苦難抱えてるんですが、ここに宗門系が加わると、さらに苦難は二重三重にもなるというね。まあそんな話ですね。活路はあるのかっていうことで、これまだ1回しか喋ってないんですが、この先深堀していきたいと思ってます。
それから緊急ライブで、これもちょっと前にやったやつなんですが、「私学は私物ではない」っていう話ですね。私立大学のいろんな問題が出てきてるんですけれども、ちょっと勘違いしている理事長、理事会、理事が結構いるんじゃないかということで、日本の私学は私物ではないよと。いわゆるグローバルスタンダードのプライベートスクールではないよというね。もう学納金と税金、私学助成金でほぼ成り立ってて、ほとんど寄附金なんて集まっていないのが日本の私立大学なのに、何か私立大学という名前だけで勘違いしている理事長とかね、特に世襲理事長とかね、がいたりするから厄介だなんて話をしたりしてます。
ということで、他にもちょっと過去の深堀、仕込むは仕込んだんですが、文字修正できたらまたアップしようかなと。全て有料エピソードですけどね。こういうコンテンツも必要かなということで配信したりしています。 以上ですね。
明日は土曜日なんで、朝公開ダラダライブやったら、またちまちまといろんな音源の配信をしていこうかなと思ったりしています。ということで、5月17日のブログつぶやきでした。
今日の札幌ですけど、日差しは結構ポカポカだったんですが、少し雲もあってしかも気温がちょっと下がったんですね。今日は20度超えなかった日ですね。19度までしか上がらなくて、風が結構ひんやり冷たくて、今もちょっと肌寒いですかね、夜はね。
そんな日です。ところが明日は26度まで上がる予報になってるんで、ちょっとポカポカになるので、その後また気温が下がるみたいですけども、明日は冬一郎くんもお風呂に入れようかなと思ったりしていますが、はい、冬一郎くん反応しています。お風呂って言うと、こっちを見ます。いやそうな顔してます。
ということで、ブログつぶやきでした。
ではまた。
こえの下書き。Voice draft つぶやきのもと。LISTENで番組をフォローすると音声と文字を視聴できます。
本日の更新情報
Podcasts|17May2024
フォロワー限定・有料エピソードは、LISTENでフォロー・購入すると視聴することができます。
本日配信したPodcastsです。
ing #40 May17 2024 Let's distribute Paid contents!
週刊ポッドキャスティングの45回目の放送では、有料配信のコンテンツについて話されています。ポッドキャストにお金を支払うことで広告なしのSNSを作り、コンテンツを通じたマーケティング戦略について考えられています。有料配信の話をしており、有料エピソードへの移行やコンテンツの価値について語られています。(AI summary)
週刊ポッドキャスティング、45になります。
5月の17日、Let's distribute Paywalled contents!というタイトルにしてみました。
この週刊ポッドキャスティングでは、ポッドキャストに関連して、ポッドキャストあるいは音声配信が大きな変動期、変革期に入ったということを前提にして、これまで、新時代のポッドキャスト展開、そしてポッドキャスト2.0の時代へ、さらにWeb2.0は文字プラス音声の時代へということで、ポッドキャストについて語ってきましたが、これがボリューム4ですね。
アドフリーなSNSへということで、有料配信のススメということで、これから8回にわたってお話ししていこうかなと思っています。いろはにほへとち、までですね。8回にわたって。
今日、第1回はコンテンツ。有料配信、あるいはアドフリー広告なしのSNSにしようとしたときに、要するに、広告にお金を払うのではなくて、コンテンツにお金を払うしかないわけですね。ということは、有料配信のコンテンツがなければ、そもそも話が始まらないということで、それで今日のタイトルはLet's distribute paywalled contentsということで、有料コンテンツを配信しましょうよということで、とにかくコンテンツがないと始まらないということですね。
それだけで終わってしまう話なんですけれども、とにかくコンテンツがないと始まらないということですね。今は、実はいわゆるポッドキャストでこれまでメンバーシップ的な機能を使って、特別の有料配信をするという仕組みもいろいろあったわけですけれども、LISTENというサイトが1つ、エピソード単位の有料配信に対応したというのは、これは結構大きな事件だというふうに私は思っておりまして、それで、これをもう少し気軽に皆さん使ったらいいんじゃないかなということで、いろんなアイデアをこれまでも語ってきてるんですが、このコンテンツですね。
どういう形で配信するかなんですが、1つはLISTENの場合にはストライプの登録をしなきゃいけないんですね。これがちょっとめんどくさい。1日2日かかるので、まずこれをやっぱり登録するということと、それから私なりに有料配信を200本近くLISTENでさせていただいてるんですが、こんなやり方するといいですよという話も少ししていきたいなと思うんですが。
1つは、これLISTENに限定してちょっと今日はお話ししていきたいと思うんですけれども、LISTENで配信するときに、まずはストライプ登録しました。それであとはもう簡単で、この配信の画面で一番下のほうに、公開、フォロワー限定、そして有料という、エピソードの公開範囲・有料設定を選べるわけですね。
そこで有料を選んで、金額と、あとは公開するプレビューする時間を入れれば済むという、それだけのことですね。もうそれで終わってしまうという簡単な話で。ちょっと使い方として面白いのは、これLISTEN特有だと思うんですが、LISTENは文字情報ですね。文字起こし情報があるということで、ここだけを有料にするという考え方もできるんですね、1つね。
つまり音声は全部プレビューできるようにすると。例えば10分の音声ファイルがあったら、もう10分間プレビューできる設定にしてしまうとこれが10分プレビューできるんですね。記事を読みたい人、あるいはそのエピソードにコメントをつけたい人は、例えば最低金額50円なんですけど50っていうのをつけとくと、文字も読めるしコメントもつけれると。
だから、純粋なPodcast音声配信ということで考えて、文字情報がなくてもいいということであれば、実は50円の有料配信にして、そして最後まで、もう音声は聞けますよと。聞いてよかったら、あるいは文字が読みたくなったら、あるいはコメントつけたくなったら、ちょっと50円チャリーンしてくださいっていうね、こういう配信の仕方も、例えばあるわけですね。
あるいは普通の使い方としては、プレビューは例えば10分の音声だったら、3分とか5分は聞けますよと。あとは続きを聞きたくなったら、50円チャリーンしてくださいというね、これが普通のやり方。そうすると文字も読める、そしてコメントもつけれると。だからここで、単なる文字情報だけじゃなくて、もう一つはコメント欄ですね。
これが実はフォロワー限定でも、コメントはフォロワーに限定できるんですけど、ただこれ有料配信にすると、逆にかなりプライベートなコメントのやり取りもしやすくなるんですね。フォロワーだと意外とこのフォローっていうのは、私もいくつかの番組であるんですけど、フォローするためだけにアカウントを作るような方もいたりするんですよね。これ今ブロック機能がLISTENの場合ないので、フォロワーのね。そういう意味では、ある意味フォロワー限定っていうのはちょっとこう、そういう人が入ってなければいいんですけど、ちょっと不審な方が入ってるという、匿名でね、いう方もいたりするのでそれはちょっと気になってるとこなんですが。
もう一つ、フォロワー限定のデメリットなんですが、やっぱりフォロワー限定の場合には(フォローすれば)音声は聞けるわけですよね。なので、さっきのプレビュー100%できる有料配信と基本的には一緒なんですが、フォロワー限定の場合にはRSSが飛ばないんですよね。RSSが飛ばない。これは結構デメリットだなと私は思ってて、有料配信のいいところは、RSSがプレビュー部分は飛ぶというね。
これは、面白いんですけど別のところで少し喋ったんですが、再生数が数倍から10倍に伸びるんですね、これね。意外とね、プレビューは。これは面白いなと思ったんですけど、そういう意味ではコンテンツ、とにかく有料配信のコンテンツね。
今、LISTENの中でどれだけコンテンツ、エピソード数があるかわかりませんけれども、そのうちじゃあ有料配信コンテンツ率ですね、これを上げていかないと、いわゆるアドフリー、広告なしのSNSにはならないというふうに私は思っているので、せっせせっせとコンテンツを配信しているということでございます。
アドフリーなSNS、有料配信のススメ、いろはのい、コンテンツ。まずは有料エピソードを配信しないと始まらないという話をさせていただきました。
そして、リコメンデーションオブザウィークですけれども、LISTENのよいところその3ということで、LISTENの使い途っていうのはいっぱいあるような気が私はしているので、その可能性をもっともっと使っていいんじゃないかということで、その3をボイスドラフトで書いてnote記事にもしてみました。これも有料エピソードで配信してみました。
それから自民棟改築中ということで、これ政談というエピソードをシリーズで始めたんですね。やっぱり日本の政治がいろいろ動き始めて、来年までには総選挙があるので、こういった話も一応政治学者の端くれとしてしてったほうがいいかなと。気楽な感じで政治談議をしてみようかなと。
三酔人経綸問答じゃないですけども、政談問答をしてみようということで、自民棟改築中。これ自民党の党は政党の党じゃなくて、建物の棟にしたのは意味があって、....続きを読む。
宗門系私大の苦難と活路 ①(深掘りLIVE #15)《full version》
宗門系私立大学の苦難と活路について考察されています。問題は、宗門系私立大学を運営する困難や学長の選出、理事会の構成に関することです。苦難と活路。理事会の中には宗門系の理事が多く、建学の精神を表面的に語るだけの人もいます。しかし、能力のある理事や理事長が建学の精神を本当に理解し、学校法人の運営に生かしている大学も存在しています。(AI summary)
深掘りLIVEの15回目ですが、今日は、というか、今日から「宗門系私大の苦難と活路」というタイトルにしてみました。
宗門系の私立大学、私、宗門系の私立大学2つ経験して、同じ宗門なんですけどね。そこの2つの大学で学長も務めたということで、いろんな私立大学の運営・経営が困難の中で、そこにさらに宗門系という問題が加わるとどうなるか、ということを考えてみたいと思うんですね。
宗門系の私立大学でない人にはあまり関係ないかもしれないんですが、ただ、日本の私立大学自体が困難を抱えているのに加えて、やっぱり宗門系は独特の問題があるんですね。宗門系の私立大学を見ていくと、うまくいってるところと、もう本当にうまくいってないところとあるんですね。
そのうまくいってるところはなぜうまくいき、うまくいってないところはなぜうまくいかないのかっていうときに、これは宗門のその学園運営というかね、学校法人運営への関わり方っていうのは、やっぱり一つ大きいわけですね。
ここではその苦難と活路ということで、まずは苦難の方ですね。どんな苦難があるかと。うまくいってるところの話はちょっと置いておいて、多くの宗門系の私立大学、私が見聞きした範囲ですけども、いろんな学長さんとか理事長さんとのつながりっていうのがあって、主に学長同士のつながりがありましたけども、やっぱり宗門系の私立大学っていうのはある意味、共通の困難を抱えているという思いを非常に強く持っていました。
いろんな話をすると、そうですよね、そうですよねっていうね。本当にこう妙な共感が生まれるというね、学長同士のあいだにね。学長が宗門の方の場合もあるんですが、そうじゃない例も最近はどんどん増えてきてて、昔はそのやっぱり宗門系の大学っていうのは、宗門の学長をつけると、あるいは学長になるんだったら宗門の得度を受けろとかね。そんなわけのわからない話もたくさんあったんですが、わけわからないって言った瞬間にもう宗門系の人は目くじらを立てたりするんですけれども、それはさておき、やっぱり共通の困難を抱えてましたね。
いろんな大学の学長の先生、宗門系の先生とお話ししました。カトリック系、プロテスタント系もありましたけど、主に私がやっぱり交流があったのは仏教系ですね。仏教系の大学会議っていうのが実はあって、これはなかなか面白かったんですけどね。仏教系大学会議で、学長さんがもう何十人も、百何十人ぐらい集まるというね。100人までいかなかったかな。これ毎年あったんですけど、結構せっせと通って、私は10年学長をやったので、2つの大学で。だから10回は出てるんですね、この仏教系大学学長会議ってやつね。
そんなところで見聞きした話なんかも含めてね、うまくいってる宗門系私立大学と、うまくいってない宗門系私立大学、何が問題なのかっていうことをね、ちょっと考えていきたいなということです。
今日は1回目ですので、とりあえずは苦難、どんな問題があってどんな苦難があるのかっていうことをちょっと思いつくままにね、挙げながら考えていきたいと思うんですね。最後に、何回目になるかわかりません。何回目になるかわかりませんが、いろいろとこれを深掘りしていく中で、活路はどこにあるのかっていうね、あるいは、ないのかっていうことも含めて考えていきたいなっていうのがこのタイトル、このシリーズです。
どっからいこうかな。さっきのちょっと得度の話いきましょうかね。例えば、私一つ目の大学は宗門系とは言っても、ちょっと音楽大学だったんで、ちょっと緩かったんですね。つまり音楽大学だと、やっぱり宗門の人を学長にするっていうのはなかなか微妙な問題あって、ただ私が30年ほど前にその大学に就職したときは、これは宗門の方だったんですね。宗門の方がもう、その宗門の中でもかなり地位のある方が学長に来ておりました。
なんでその方を学長にしたのかっていう話もいろいろあるんですけども、その後、学長は代わって、宗門系では全くない人になったんですが、音楽大学だったってことで得度までは迫られなかったんですけども、本当にその宗教学科とか持ってる隣の大学は、学長になったら得度を受けるということを言われるわけですよね。実際に受けるわけですね、しかもね。あるいは僧籍を持ってる人しか、学長になれないみたいなところがあったりするんですね。
これ実は仏教系に限らずカトリック系もそういうところあって、そういう牧師さんとか神父さんとかね、そういう資格を持ってないと学長にはなれない。あるいはせめて信者であることが条件についたりするところがあるんですが、これは、その宗門の教えと建学の精神というのが密接に結びついているので、理解できなくもないんですが、問題はそういった人たちでちゃんと学長が務まる、学長としての大学運営に対する識見を有してればいいんですが、有している人ばっかりがいるわけじゃないし。
有していない、有している人がたくさんいる中でね、宗門の僧籍を持っている人でね、の中にそういう大学運営に関する識見を有してる人がたくさん人材としていればいいですけど。そもそも宗門とかいう枠がなくても、大学運営に対する能力というか識見ですよね。見識を持っている人自体が全体として、宗門であるなしに関わらず不足している中で、さらに宗門という枠をかけたら、これはもう本当に決定的に不足しているという問題が、当然のように出てくるわけですよね。
なのでもう最近は、私学経営、私学の運営が難しくなってきたので、もう宗門とか僧籍とか、そういったのを持ってなくても学長にせざるを得ない。あんまりそうしたくないんだけど、宗門側からすると。そうしたくないんだけど、面白くないんだけど、そうせざるを得ないみたいな話が出てくるわけですよ。
そうすると今度は、いつ得度を受けるんですかっていうことを言うんですよね。私も言われました、2つ目の大学で。高橋さんはいつ得度を受けるんですかって、嫌味のように言われるわけ。私は、そのうちにって答えるんですけど、その時にはね。それが一種の、言い方は悪いけど踏み絵ですよね、にされるという。これはどうなのかと。
つまり問題は、その大学の運営・経営っていうことが問題で。建学の精神っていうのはね、僧籍を持ってなきゃ保てないものかって言ったら、そんなことはないと私は思ってるわけですよね。ただね、これが坊さんたちの世界に行くと、そうでもないと。建学の精神に立脚してるんだったら僧籍を持つのは当然だろう。あるいは得度を、せめて得度を受けるのは当然だろう。こんな話が出てくる。これ一つね。
この問題は、後でまた考えますけど。まあ例えばそんなことに見られるように、つまり学長選びということが、その大学を運営・経営するという、その適任者を選ぶっていうことだけじゃないというね、部分が入ってくると。この問題ですね。
それから、まあいろいろあるんですけれども、ちょっと理事会レベルの話をすると。そうすると、そうやって学長は理事になるわけね。理事会メンバーになるわけですけど、その理事会になぜか宗門の指定席があるわけですね。派遣されてくるわけです。ほぼすべて、非常勤ですね。多くの大学はね。
この非常勤宗門理事、しかも理事長は宗門から派遣された者がなるというふうに、寄附行為で決まってたりした、するところもあるわけですよね。つまり理事会は宗門が、なんて言葉を使いましょうかね、宗門主導で運営される体制になっていると。まあいろんなレベルがあるんですけどね。
そうすると今度は、じゃあその理事長は、大学運営、学校法人運営に長けた人なのかってことなんですよ。宗門の中ではそれなりに地位を持っているかもしれない。坊主としてはね、説教が上手かもしれない。だけど、組織運営、学校法人運営に長けているかっていったら、そういう人はあんまり見たことないですね。例外的にちょっといるかいないかぐらいで、ほとんど見たことがない。だけど、理事長で来ちゃうわけですよ。
そうすると結局、理事長が采配を振るうっていうことにはならずに、大体私が見てきた、外から派遣された非常勤理事長、あるいは非常勤ではなく一応ちゃんと給料ももらってね。だから坊さんとしての稼ぎもありーの。ありーのって言っちゃいけないね。理事長としての給料ももらいの。二足のわらじを履いてるわけです。
つまり、昔は学校経営っていうのはそう難しくなかったから、お寺だけじゃなくて、副収入としてね、学校経営を始めた宗門って結構たくさんあるんですよ。日本にはだから宗門系大学って多いわけだけど、それは要するに二足のわらじ。副収入ですね、副業ですよね。として作った部分もなきにしもあらずだということなんですね。その話はさておき、そんなかつての古き良き時代はとうの昔に過ぎ去り、21世紀に入った頃から私立大学、日本の私立大学は経営困難に直面していくわけです。
その中で、その理事長が、専任というか常勤で給料もらってる、あるいは非常勤で来ている、まあ二つのパターンですが。いずれにせよですよ、常勤で給料もらっていようが、だいたい采配を振るえる人は私はほとんど見たことないですね。時々いますけど。そうするとだいたい任せるわけ。どうしたらいい?って言うんですよ。どうしたらいい?。理事長がどうしたらいい?って言ってたら、話始まんないだろうと思うんですが、私が出会った理事長は、どうすればいいですかっていう。
もう下駄をあずけちゃうわけですよね。何とかしてくれと。いろんなエピソードいっぱいあるんで、いずれ語りますけど、もう本当に呆れるようなエピソードは腐るほどあったのですが、....続きを読む。
私学は私物ではない(緊急ライブ#2)《full version》
今回の緊急ライブでは、近畿大学の理事長の辞任要求と、上野学園の学園辞任とストライキ、名古屋芸術大学の学長問題について話しています。私学の資金源はオーナーや学納金、私学助成で成り立っており、これらの法律に従って運営されています。(AI summary)
緊急ライブの2回目ということで、少しお話をしてみたいと思います。
ちょうどTwitterXを見ていたら、いくつか目についたものがあって、一つは近畿大学ですね。近畿大学の教職員組合が、学校法人近畿大学に対して、理事長の辞任を求める団体交渉要求書を提出したと。これどういう話かというと、その近畿大学の理事長は、実は政治家、世耕さんなんですね。
この世耕さんが実は、安倍派で、キックバック問題の該当者ということで、裏金づくりをした人間は社会的信用、社会的評価が下がるので、理事長は辞めてほしいというふうに、近畿大学の教職員組合が辞任要求をしたというニュースが流れているんですね。結局、キックバックの件、今、強制捜査が入っているんですけれども、理事長として不誠実な態度をとっていると、理事長としても不適切だということで、大学の評価が下がる行為だということで辞任してくれというのを、近畿大学の教職員組合が出したということで、今、これが目下、そういう話になっているということで、これが一つ目についたのと。
もう一つが上野学園ですね。かつて辻井伸行さんとか、良いピアニストを輩出した、横山幸雄さんとかが頑張ってたんですが、もう学園がひどすぎて、理事会がひどすぎて辞めちゃったという話なんですが。これが2020年に、ちょうど大学の募集停止というものとも関連してたと思うんですけれども、高校ですね、中高かな、ストライキを実施したと。その時の対応をめぐって裁判が起きているわけですね。
これについて組合側が、ストをおこなった側が全面勝利を、2023年の9月に勝ち取っているんですが、ところがですね、その後、都労委ですね、労働委員会ですね、都労委に結局申し立てたわけです、組合側がね。不当労働行為だと学園側はね、ということでやったんですが、それで結局、都労委が学園に対して命令書を決定して組合側の全面勝利になったという話なんですが、これに対して学園側が中労委ですね、中央労働委員会、中労委に再審を申し立てた。これが9月14日。
現在、学園は都労委の命令を履行せず、これ自体が労働組合法違反だという話になってて、ここもひどい話になっているわけです。もともとここは、いわゆる上野学園一族支配ということで、その弊害がもろに出る形で大学1個潰してしまった私学なわけですよね。
もう一つ目につくのが、名古屋芸術大学の問題です。これは他でも語ってきたのですけれども、今裁判で係争中なんですが、学長を心身の故障ということで、職務停止にして学内立ち入り禁止にしたという話から始まってですね、これは、次期学長選考をめぐる実は争いだったということで、次期学長はなかなかすごい人だぞということもツイートで流れてくるんですけれども、結局、理事長、本部長、そして理事の対応が問われているわけです。ちゃんと学長選考をルールに従ってやらなかったと。
今、裁判になっていて、しかも裁判所の方はちゃんと理事長と学長と話し合うようにということなんだけど、これが理事長側はずっと不誠実な対応をとっているという、こんな話があるわけですね。他にも日大問題とかあるんですが、あれはまたちょっと違った問題なので、違った問題というか根っこは一緒なんですけどね。
それで「私学は私物じゃない」というタイトルに今日はしたわけですけど、これどういう意味か。つまり私学は誰のものかっていう話なんですね。理事長のものではないし、上野学園のオーナーのものでもないし、誰のものなのかっていう。私立大学、私立学校っていうのはね。
私学は誰のものか。これどうやって答えます? 私学は誰のものか。いろんな答えが返ってくると思うんですが、これを考えるときに一番はっきりしてるのは、結局、資金源です。誰が資金を出してるのかっていうことですね。私学の資金、誰が出してるか。
これアメリカとかの私学なんか行くと、結構大きな財団があってね、ちゃんとオーナーがいてね、そこがかなりのお金を出してっていう場合が多いんですが、日本の私学の多くはオーナー大学もありますが、意外とそうじゃない大学の方が多いんですね。
日本の私学は何で成り立っているか。これ一度調べてみるといいですよ。オーナーがどれだけ金出してるか。あるいは理事長がどれだけ金出してるか。給料で金は持っていくけれども、金はほとんど出してないと思いますね。間違いなく。
それこそ設立当初に、これ設置者っていうんですけどね、設置するときにある程度資産を投げ打ったり提供したりってことはあったかもしれないけども、それはもう何十年も前の話で、その後はむしろ、資金の提供っていうのをやっている理事や理事長っていうのは、ほとんどいないと思いますね、日本の私学はね。
これ調べたことないですけども、非常に少ないと思います。むしろ私学が、もしそういったしっかりしたオーナー、資金源があれば、これは別に私学の危機だって騒がなくてもいいわけですね。騒いでないところは意外と資金持ってたりするってこともあるんですが。
それはさておき、結局、資金源は3つしかないんです。1つはオーナーですね、設置者。設置者イコールオーナーっていうわけでもないんですけれども、1つは設置者あるいはオーナー。これ資金源どんだけ出してるか調べてみるといいです。皆さんの在籍してるところね。
もう一つ大きいのが、一番大きいのは何かといったら学納金です。間違いなく学納金依存の私立大学が日本の場合ほとんどです。私立大学は、私学というのは、学納金だけで経営しなきゃいけないものではないんですよね。もともと私学を設置する時っていうのは寄附行為っていう、これが私学の憲法、定款にあたるわけですけど、寄附行為っていうルールがあってね。この寄附行為に基づいて設置されてるわけですが、それが寄附行為っていう言葉にもあるように、寄附で成り立つのが私学なんですね、基本的に。
普通は設置者が一番大きな寄附をしてね、それで私学を存続させるわけです。それは金儲けが目的じゃなくて、もっと別の、教育というね、いろんな建学の理念があると思いますが、建学の理念に基づいた教育を行うということで、これは寄附行為なんですね。金を稼ぐ行為じゃないです。
私学で金儲けようと思ってる方が、そもそも大きな間違いであって、これは金儲けたいんだったら別のことを考えるべきで、企業を作るとかね、起業をするとか考えるべきで、私学で儲けようと思ってる理事長や本部長がいたら、これはもう間違いの始まりですよね。カジノで大儲けしてやろうとか思ってるとしたら、これはもう大問題だということなんですが。
それはさておき、結局ですね、寄附行為ということにもあるように、寄附で成り立っているわけです。これは設置者、あるいはオーナー、あるいは理事、理事長らの寄附で成り立っている。一番大きいのが日本の大学、私学の場合は、ほとんど圧倒的に学納金ですね。ほぼこれです。学納金しかない大学も結構あったりしますよね。学納金がもう圧倒的です。これ後で戻りますが、もう一つ大きなのがあります。
日本の場合、これ日本の私学の特徴ですね。私学助成です。これは公金です。国民の税金です。国民の税金から出てるわけです。私学助成。日本の私立大学、私立学校は学納金と私学助成、あとはわずかな寄附で成り立っているということです。圧倒的に学納金、そして私学助成。これは大学によりますけど、大体どうでしょうね。学納金がやっぱり7、8割か9割近くって、私学助成が1割、2割。寄附は本当に数パーセントあるかないか。こんな感じじゃないでしょうかね。
私学助成から見ていきます。憲法第89条に基づいて、というよりも、憲法89条というものがあるにもかかわらず、私学助成という制度があるわけです。
私学助成法っていうのがあってね。憲法第89条には何て書いてあるかというと、「公金その他の公の財産は、宗教上の組織若しくは団体の使用、便益若しくは維持のため、又は公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業に対し、これを支出し、又はその利用に供してはならない。」わかりますか。宗教に公金は使っちゃいけない。慈善事業に公金は使っちゃいけない。教育に公金は使っちゃいけない。博愛事業に公金は使っちゃいけないって書いてあるんです、基本的に。
ただ、条件があって、「公の支配に属しない」っていうのがついてるわけね。これは宗教団体には出せないんです。公金はね。これは要するに過去、いわゆる政教分離ですよね。宗教を政治が利用するってことがないようにということで、これは切り離されてるわけです。だから宗教上の団体には、これはもう一切出せないわけです。
もう一個は、慈善、教育、博愛事業ですね。慈善事業、教育事業、博愛事業については「公の支配に属しない」ものに対しては金出していけない。これは要するにボランティアでみんなやってるんであって、いわゆる寄附行為としてやってるんであって、そこに公金を支出するっていうのはおかしな話になるってことで、だから憲法にはこういう規定があるわけですね。
ここで、この憲法89条を素人の政治家が読むと、だから私学助成法は憲法違反だとか、わけのわからないことを言うわけですが、ここでポイントは「公の支配に属しない」の解釈になるわけです。公の支配に属しない。
これについてはもうある程度、解釈ははっきりしてるんですが。国会でも結構この問題、ぐちゃぐちゃ私学助成めぐってね、目をつり上げて、あれあれ憲法違反だって、国会でやる国会議員も結構たくさんいたんですが、今はそれはだいぶなくなりましたけども、ここで問題は「公の支配に属する」ってのはどういう意味かということなんですね。
これが会計、つまりお金ですね、それから人事等について、国や地方公共団体の特別の監督を受けるということなんですね。
こういう国会答弁があります。内閣法制局の答弁があります。今の平成5年の参議院の文教委員会での内閣法制局長官答弁。それから平成15年の5月にも参議院の内閣委員会で内閣法制局の第二部長が答弁してるんですが、そこでは結局、私学助成をめぐって過去いろいろ国会でも相当な議論が行われてきたと。
その結果、今では結局、学校教育法つまり法律ですね。国の法律による学校の設置や廃止の認可、これをやっていると。そして閉鎖命令を国は出せると。さらに私立学校法があると。それによる学校法人の解散命令。そして第3に、私立学校振興助成法というのがあって、そこで収容定員を是正しろとかいう命令を出したり、予算変更勧告、役員解職勧告などの規定があるということで、結局、学校教育法による縛り、私立学校法による縛り、そして私立学校振興助成法による縛りがあるから、これを総合的に勘案すると国の特別の監督関係にあるということで、これをもって公の支配に属しているというふうに理解できるという、こういう解釈をしているわけね。
これが一番まっとうな解釈だと思います。つまり、学校教育法、そして私立学校法、そして私立学校振興助成法に従っていると。そういった国の法律に従っている。だから公の支配に属する教育団体、教育事業なんだということで、日本の私立大学は私学助成金をもらっているわけですね。私立学校振興助成法には役員解職勧告とかそういうのもあるんですよ。
いろいろ調べてみるといいと思いますが、とにかく私学助成金をもらっている根拠は、学校教育法、私立学校法、私立学校振興助成法、主に言えばこの3つの法律に従っているからだということになります。当然、学校教育法の下には文部省令として大学設置基準があるわけですから、大学設置基準にも当然従っているわけですね。これに従っていないとすると、公の支配に属さないということもやろうとするのかなという話になっちゃうわけですが、それのことはさておき。
例えばアメリカの私学とか、私もそう詳しいわけじゃないですが、基本的には国から金をもらわずにやっているところが結構たくさんあるわけですよね。私学助成制度っていうのは日本のかなり独特の仕組みで、これは前に、日本の私立学校が非常に数が多いって話をしたんだけども、これは要するに高度成長の中で進学率が伸びて、国公立ではまかないきれずに私学を作れと言って、その分、助成金出すぞみたいな話になってきたわけですよね。つまり本来、公教育をやるべきことができてこなかったから、こういった形で法律上のコントロールはするけれども私学助成は出しますよという話で日本の教育は成り立ってきたわけですね。
だから日本の私立大学っていうのは、....続きを読む。
blog|17May2024
本日配信したブログ記事です。
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note|17May2024
本日配信したnote記事です。
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はじめるCamp@Us の歩き方|note
夕刊ことのは|17 May 2024
前日の新着情報を毎日17:30にショートPodcastでお届けしています。
夕刊ことのは。5月16日の更新情報です。詳しくは、概要欄・説明欄に各記事へのリンクがあります。
毎日の《ブログつぶやき》つぶやきました。
新着ポッドキャスト。《はぢめも》の51 「冬一郎のルーティン」。 それから、「5月16日」の《投げ銭:一粒万倍日》
《声で書く日記》144個目。「用足しと超ショート散歩とルーティン四部作とヘイジの二連投と乱世のキュウジョウとタザンな前途の話」。
それから、「LISTEN to Perception-Action Loops!」ということで、《プライベートLISTEN》で エピソード配信しています。それから、5月16日の《政談》 「野党は英語で?」なんていうの?
そして昨日の「ブログつぶやき」、....続きを読む。
はじめるPod Camp@Us|YouTube