はじめるCamp@Us こえと言葉のブログ

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冬一郎くんの日常 - 2月29日のつぶやき

2月29日。

 

 

今日のつぶやき|29 Feb.2024

2月29日、閏日のブログつぶやきです。

冬一郎くんは朝も元気に散歩して、夕方もお利口さんに散歩して、欲情も収まって、最近はスムーズな散歩ですね。

札幌は穏やかな天気でした。寒くもなく、まあ寒くもなくって言っても0度、零下なんですけど、零下6度ぐらいまで下がったんですが、寒くないですね。

今、冬一郎くんはバルコニーの窓を開けて、外に出ればいいのに出ずに窓のところにいるんだよね。寒いんだよね、開いてると。

今日は、声で書く日記、106個目のエピソード。「うるおいのある日々から静かな日常への移行と穏やかな環境と一日得した気分な閏日の話」。ということで、2月29日だということで、なんとなく一日得した気分になるよねってことと、あとは少し民泊の方がお客さん帰られたので、静かな日常に戻ったねなんて話をしたりしてます。たわいのない声で書く日記ですね。

それからあとは久しぶりに、LISTEN to Movies、映画の紹介。前からやろうと思ってたんですが、なかなかできずに今日になっちゃいましたが、「Dangerous Minds、卒業の日まで」っていう。これ結構好きなんですね、私ね。とてもいい映画だと思うんですけど。うまく紹介できないですね、この映画。見てもらうしかないという。そんな映画ですけど、Dangerous Minds。いい映画だと思いますけどね。

それから夕刊ことのは。これはもう朝のうちに仕込んで配信したと。結構、内容盛りだくさんですね。ピーター・ドラッカーの非営利組織の経営を読むというシリーズが9回目が完結して、もう無理やり完結させて、終わりにして、一括りにして、note新書を出しましたなんて話をしたのが昨日の話ですね。

それからもう一個、ちょっと今日やったのは、LISTENトゥーミーで、クリスマスのアドベントイベント以来話題になってる「20年ぶりのワクワク」ってなんだろうと。ちょうど20年前にはてなブログができたんですけど、20年後にLISTENができたという。この20年ぶりのワクワク感。その正体を探るシリーズということで1、2、3とやってきたんですが、だいぶ見えてきて、私なりの結論がとりあえず出たので、それを喋っちゃいました。

妄想含めて喋っときましたけど。なかなかこれは面白い。個人的には面白いですけどね。こういうことが今起きてんだなって勝手に自分自身は納得感あるんですけど、他の人がこれを聞いてたり読んだりして納得感あるのかどうかは知りませんが。とにかく私はこの20年ぶりのワクワクの正体をとりあえずは突き止めたかなということで、ちょっと満足げな本日です。

本当はあと、「民泊日記」というのをnoteに書いてきてるんですけど、時々ね。これを実はAirbnbに登録した話とか、インターナショナルな民泊ゲストハウスになってきた話とかを民泊日記で音声入力で書こうと思ったんですが、今日そこまでやろうと思ったんだけどできませんでしたね。これはまた持ち越しですね。他にもいくつかやりたいことがあったんですが、できずに終わっちゃいますね、今日も一日ね。

一応夜10時になったらブログを書き始めて、12時までにはアップして終わりたいと思ってるんですが、時々夜中の1時ぐらいになっちゃうんですよね、ブログやってるとね。やっぱりポッドキャストよりブログのほうが時間かかりますね、私の場合はね。まあポッドキャストの編集をしないからなんですけど、皆さんなぜかポッドキャストには思いっきり時間をかけるみたいですけどね、編集にね。どうなんでしょうね、よくわかりません。その話もいろいろと喋りたいことがいっぱい出てきてるので、順番にいろいろ喋っていこうかなと思ってます。

明日は金曜日です。明後日またお客さん来るので、明日は少し準備をしながら、ちょっと溜まってるというかやり残してることをなるべくやっちゃいたいなと思ってるのと、明日は「週刊ポッドキャスティング」の配信日ですね。これも結構手間かかるんですよね。金曜日、もう週末ですね。土曜日はダラダライブで、日曜日ははじらぢさんでぃで、結構、週末は盛りだくさんですね。

以上、ブログつぶやきでした。ではまた。

こえの下書き。Voice draft つぶやきのもと。LISTENで番組をフォローすると音声と文字を視聴できます。

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本日の更新情報

Podcasts|29Feb2024

本日配信したPodcastsです。

 

声で書く日記。淡々と日常を語りました。

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2月29日は閏日です。得した気分になります。潤いのある日々が終わり、静かな日常を過ごしています。(AI summary)

LISTENケアフリー「声deかく日記」106個目のエピソードですね。今は2月29日の午前10時です。

今日は閏日閏年閏日ということで、366日今年はあるぞということで、2月29日があるとやっぱりなんか得した気分になりますね。不思議なもんですねこれね。別に何があるってわけじゃないんですが、ちょっと得した気分になります。

今日はタイトルは「潤いのある日々から静かな日常への移行と穏やかな環境と一日得した気分な閏日の話」とタイトルはどうでもいいんですが、とにかくですね、7連泊のゲストハウス民泊のお客さんがやっぱりいると、その7日間、例えば2泊とか3泊だと日常にはなりきらないんですよね、やっぱり非日常なんですが。7泊になるとこれがやっぱり日常になるんですよね。 結構楽しいというか同居人がいたみたいな形になって、 リンゴ食べたりみかん食べたりアップルパイ食べたりおいしいものいっぱい買ってきてくれたんでいろんなもん食べたんですが。 そういう意味でも私のお腹もかなり潤ったということなんですけどね。

潤いのある日々が終わり、次のお客さんは土曜日、3月2日にやってくるのかな。 結構なすごいとこですよ。本当に小さな島からやってくる。マダカスカル島の近くですね。 ガラパゴスじゃなくてマダカスカル島の近くのさらに小さな島からやってくるっていうね。あそこが出身だって言うから今はそこにいるわけじゃないのかな。レユニオン島って言うんですけどね。フランス領ですけども。まあそんな話です。

それはまた ゲストさんが見えてからお話しすることも出てくるかと思いますが、そんな私たちは冬一郎くんと2人で静かな日常を過ごしてます。 冬一郎くんもお客さんがいる間やっぱり多少興奮して、睡眠も浅いんですけれども。なんでしょうね。最近よく寝ますね。昨日も結構早く寝て朝もゆっくり寝ていっぱい寝てますね。やっぱり静かな日常に戻ったということでしょうかね。

それから天気、気候は昨日、昼間結構ピューピュー吹いたんですけどまあ朝晩は比較的穏やかで今日も穏やかですね。 気温は下がってますけど、穏やかな日々が続いてます。雪も今はあまり降ってなくて、また来週頭ぐらいにちょっとマイナス12度ぐらいまで、1回下がるみたいですけど。 そんな感じです。

あとは閏日の絡みでちょっとネット調べてみたら、 閏秒は廃止されることが国連で決議されたんですね。これ知りませんでした。読売オンラインのリンク貼っておきますけど、概要欄に。 何年かに1回1秒を足すという閏秒っていうのがあったんですけども。 時計の針が1回進んでまた戻ってみたいなのが話題になったことあると思いますが、あれ導入されたのは結構最近で、1972年だったそうです。 もう1分1秒、1秒にこだわったわけですね。

1秒のズレが許せなかったんでしょうが、ところがその後やっぱりインターネット社会になって、 パソコンがここまで普及すると逆にその閏秒を加えること自体がコンピューターの動作とかに影響を与えちゃうということで、これを廃止しようという話になって結局1秒のズレを許さない世界から100秒まではズレを許そうという話になって、 だから100秒を許すってことは多分次は、次の閏秒をもしやらなきゃいけない時が来るとしたら 3、400年後ぐらいになるという話ですね。 とにかく100秒まではいいじゃないかと。 1秒にこだわるなっていう、それよりシステム コンピューターシステムを秒単位で動かすほうが面倒くさいという そういう話になってきたみたいですね。

これちょっと面白い記事だったんでリンク貼っておきました。 皆さん知ってたでしょうかね。 私知りませんでした。思いついたらいろいろ調べてみるといろんな新しい知識が生まれますね。そんなことで少しポッドキャストの方もいろいろ思いつくことがいっぱいあるので、 それは全部吐き出しとこうということで、吐き出してみたのが5ヶ月ぶりか6ヶ月ぶりのListen to Podcast for Beginnersっていうのを実はやってたんですね。 密かにね。

For Beginnersは、1回2回と配信してて 「そもそもポッドキャストって何」から始まって「RSSなんだよ」っていう話をしてたんですが、 2回目で止まってたんですがちょっといろいろポッドキャスト界隈を見てたり、 いろんな人の配信見てたりするとやっぱりそこのポッドキャストの基本的な理解っていうのが、 僕もそうあるわけじゃないんですが、それこそ去年の7月に始めたばかりのにわかポッドキャスターなので。 まだ半年しか経ってないので、駆け出しなんですが。

だから不正確な部分もあるかと思うんですが、 ただ私なりに調べて結局ポッドキャストってこういうことだよねっていう。 今それがやっぱり変動期に入ってて、ちょっと混乱してよくわかんなくなってるんだけど、 ちょっと整理してみようということでお得意の4象限で整理してみたところ、 分かりやすかったですっていう反応が、....続きを読む。

 

久しぶりの映画紹介です。思い出の映画をひとつずつ不定期に紹介しています。

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デンジャラス・マインドは実話に基づいた映画で、非常勤の学校の先生であるルアン・ジョンソンが荒れたクラスに悩みながらも生徒たちとぶつかり合いながら教育していく姿が描かれています。ミシェル・ファイファーの熱血演技が魅力的で共感を呼びます。(AI summary)

LISTEN to movies。これが19本目の紹介になります。

今日は、デンジャラス・マインド。知ってますかね、デンジャラス・マインド。危険な心。英語のタイトルはDangerous Mindsということなんですけれども、これは実話に基づいて作られた映画ですね。

ルアン・ジョンソンという方が原作なんですが、この方は学校の先生というか、正規の学校の先生ではなくて非常勤の職で、ある学校に勤めるわけですね。しかも一番荒れたクラスを担当すると。実は原作の本を読むと、いろんな学校を点々としていろんな学校で教えたんですが、そこで出会った子供たち、主に高校生ですね。との出会いと、そこでの教育ですね。バトルですね、バトル。バトルをいろいろ展開したと。原作のタイトルは「ルアン先生には逆らうな」ということで、このルアン・ジョンソンという女性教師の奮闘ぶりが原作では書かれていて、これがまたいいですね。教育ものです、そういう意味ではね。いろんなエピソードが散りばめられて、一つの物語に集約されてるんですけど、この映画ではね。

この主演を演じたミシェル・ファイファー。これが他にいい映画いっぱい出てるんですけども、私はこの映画に出てるミシェル・ファイファーが一番好きですね。自分の趣味を語ってどうするんだと思うんですが、この番組は言いそびれましたが、私が人生60年の間に見た思い出の映画について語るということですね。デンジャラス・マインド。結構知らない人も多いんじゃないかなと思うんですが、1996年に日本では公開され、結構、教育界では意外と注目された映画だと思います。

非行少年少女というか、アメリカで言うとスラムですね。スラムに住む高校生たちとのいろんなぶつかり合いですね、を含めた教育の実践が描かれているということなんですが、このルアン・ジョンソンっていう人が魅力的なんですね。ミシェル・ファイファーが演じるルアン・ジョンソンはさらに魅力的で。

この映画はなんで私の思い出の映画かっていうと、授業で使ってたんですね。結構、学生にも評判の映画でした。何がいいかっていうと、教育の本質というと変ですけどね。やっぱり一番根っこのところにあるものは何なのかっていう部分。結局、その高校ではそのクラスはある意味見捨てられて、全部非常勤の先生にやらせて、そういう人たちはみんな精神を病んでやめていくというぐらい荒れたクラスだったりするんですが、そこでルアン先生は悩みながらも生徒とぶつかり合っていくわけですよね。

これがやっぱり、私も大学で教えてきましたし、それ以外にもいろいろ、大学院生時代とかは、専門学校とか高校とかそういったところでも教えてきたので、なかなか大変な子どもたちはいたりするわけね。しかもそれは本人の、生徒よりも家庭環境とかいろんな問題があったりして。そういう中で何かを伝えていくというところに教育の面白み、そこで生徒が変化していくところにやっぱりやりがいもあるんだけども、それがとてもよく描かれてるんですね。すごく共感する部分が多くて。

私自身もちょっとある、これは高等専門学校で、高校生のレベルの専門学校ですけども、勉強の意欲も全くない生徒たちを前にどうしようかと思って悩んだことがあって、そのとき私が取り上げたのがビートルズの歌詞。英語の授業だったんですけどね。ビートルズの歌詞を、教科書をほっぽり出して、このルアン先生も教科書をほっぽり出して、こんなの読んでられないわって教科書をほっぽり出して、実はボブ・ディランの詩を授業で取り上げるんですけど、私はたまたまビートルズの歌詞を取り上げて、それを学生生徒と一緒に読んだんですが、これは乗ってくるんですね。生徒たちはとてもね。

ルアン先生は映画の中ではボブ・ディランの歌詞、詩ですね。これを取り上げる。その中で特に象徴的に出てくるのが、LISTENの、ホストをしているこの番組の概要欄説明欄には、ボブ・ディランのミスター・タンブリンマンですね。これが映画の中で出てくるんですけど。ミスター・タンブリンマンのYouTube動画も貼り付けてありますけれども、この雰囲気ですね、ミスター・タンブリンマン。

ミスター・タンブリンマン。よく読んでも歌詞の意味がわからない。ここが大事なんですね。そこにメタファーがある。読んでもわからない。わからないから考えるっていうね。そこで生徒たちは、もう先生の言うことなんか聞かないと思ってたのが、早く出ていけと思ってたのが、だんだん一緒に考えるようになっていくっていうそのプロセスですよね。ここはやっぱり見応えがあるし、そこで演じた若い俳優たちもとてもいい演技をしてますし、何よりもミシェル・ファイファーが本当に熱血女教師を、悩みながらも、人間味丸出しで裸でぶつかり合っていくみたいな感じなんですが、そういう場面がとてもよく描かれているんですね。

いろんな事件が起きるわけです。暴力事件も起きるし、結局クラスメイトは一人死ぬという事件も起きたり、いろんなことが起きるわけですね。そういう中でも、生徒たちと向き合い続けるというね。これがやっぱり原点じゃないかなと思うんですけどね。ただこういうことは、実は学校教育の中では実にやりにくいし、....続きを読む。

 

「20年ぶりのワクワクの正体」、ようやく突き止めた気がします。壮大な人類史が語られています。笑。

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20年ぶりのワクワクの正体は、実はそれどころの話ではない。ワクワクの正体を探求する中で、インターネットラジオ、文字チャットと音声チャット、はてなブログの3つの要素が判明する。ウェブ1.0からウェブ2.0への変化や、インターネットとブログの進化による情報伝達の進歩について話される。さらに、AIによる文字起こしによりブログが可視化され、文字と音声が自由に伝達される時代へ進化したことが紹介される。(AI summary)

「20年ぶりのワクワクの正体を探る」シリーズ。その1、その2、その3とやってきましたが、とりあえずの完結編です。

「20年ぶりのワクワクの正体は実はそれどころの話ではなかった話|TGT伝達大革命」と、大上段にタイトル付けてみました。

「20年ぶりのワクワクの正体」というのは、これは年末のアドベントイベントで私が20年ぶりのワクワクを感じているという話をしたときに、LISTENの近藤さんも、自分も20年ぶりのワクワクなんだと。確かに言われてみれば、はてなブログ作ったのがちょうど2003年ですから、2023年、まさに20年ぶりなんですが。

この20年ぶりのワクワクの正体は一体何なんだろうということで、これは探るしかないということで探り始めたんですね。

私なりの20年ぶりのワクワク。まずはインターネットラジオ時代、2006年から2008年。これは音声配信なんですが、ただ基本がライブ配信で。オンデマンドでインターネット上にデータは残ってないんですよね。ライブ配信で、全部消えていっちゃったわけです。だけれども音声配信をやっていた。今の時代との違いは、オンデマンドでデータが残っていないと。今ポッドキャストやってるわけですけどね。その違いが大きいんですね。オンデマンドでデータが記録されてるかどうかという話。この時代にポッドキャストをやっていれば記録されてたんでしょうが、そういう話ですね。だから私は、音声配信にはまった時期があって、そのワクワクとつながってるだろうというのが1つ目。

2つ目が、思い出したのがその前に文字チャットやってたなと。文字チャットやってたら音声チャットにはまって、音声ライブにはまってインターネットラジオに展開したんだと。だから文字と音声ですね。文字と音声っていう問題がもう1つある。つまり文字から音声へ。これは私の場合はライブで、ライブの土俵というかライブ文化の中で文字から音声へ移行したんですけどね。私はね。だけどブログをやってきた人、近藤さんなんかそうですよね。ブログをやってきた人が今ポッドキャストにはまってると。これも実は、オンデマンドという文化の中での文字から音声への移行なんですよね。だからそういう意味では、20年以上前に私が文字から音声にはまっていったというのとも、何かつながってるだろうという話が2つ目。

3つ目が、それで喋ってるうちに思い出したのが、はてなブログです。私遅かったんですね。ブログを始めたのが。はてなブログは2003年から始まってるんですけど。ブログ自体はアメリカでブロガーが始まったのが1999年なんですけれども。いずれにせよほぼ今世紀に入ってからなんですよね。ブログが始まったのが。これがWeb 2.0って言われた時代なんです。誰もが配信者になりうるっていう時代が始まったんですけれども。私はそれが遅かったのは、なぜかというとインターネットラジオにはまっていたから。音声ライブにはまっていたから。オンデマンドの文字にはあんまり魅力を感じてなかったんですね。だけどもオンデマンドの文字配信は始めたということで、ここで問題は「文字と音声」、そして「ライブとオンデマンド」っていう、この2つの軸が実は重要なんですが。

それはさておき、今日は「20年ぶりのワクワクの正体は、実はそれどころの話ではなかった話」。「TGT伝達大革命」という名前にしました。TGTっていうのはTransmission Great Transformationの略ですね。Transmission Great Transformation、伝達大革命。これ、LISTENの概要欄、説明欄にちょっとした図を入れました。これに沿って今日は話していきます。結構、壮大な話ですね。

人類の歴史、人類が言葉を獲得した歴史から始まって今に至る、壮大な歴史ですね。なのでTransmission Great Transformation。伝達大革命ということで、少し長くなるかもしれませんが話したいと思います。

一つは、言葉の歴史ですね。音声言語が始まったのは、だいたい20万年前とかね、10万年前とか、これわかんないんです。記録がないからね。ただおそらく、現代の言葉につながるような音声言語が生まれたのは、現代的行動の獲得。ホモサピエンスが現代人にほぼ近づいたというのが、約5万年前って言われてて、この頃にはだいたい、今とは違う言葉でしょうが、普通に言葉でコミュニケーションするようにはなってただろうということなんですが。

その後、いわゆる文字ですね、書記言語と言いますが、書かれた文字が発明されたのは、それから遥か時代が下るんですね。シュメール文字が最初の文字体系と言われてるんですが、これは記録が残ってるわけですよね。紀元前の4000年紀後半ということで、今から6000年までいかないか、5500、600年前とかいう話になるわけですね。

つまり音声言語、言葉、今ポッドキャストやってるわけですけど、こういう「語る言葉」っていうのは5万年以上前に始まっていたけれども、「文字」は実はたかだか5000年前という話なんですね。10倍以上の開きがあるという、これが一つですね。だから言葉、音声と文字っていうのは、どちらも言葉を伝えるツールなんですけれども、音声言語と書記言語っていうのは、それだけの時間的な隔たりがあるという、これはやっぱりまず前提におきたいということですね。今の時代はもうとにかく、文字か音声か、文字と音声だなんていう、同列に論じられちゃうんだけど、これはもう相当異質なものだということですね。本質的に違うものだということなんですね。

それでちょっと右側に行って、メディアの歴史ですね。これは結局、書記言語が発達したっていうときには、最初は洞窟の壁とかね、その後粘土板とかね、そういったものに書き付けるようになってった。それより以前にはそれこそ砂浜に字を書いたりとかね、絵を描いたりしてたんでしょうが、これがやっぱりメディア、つまり媒体ですね。ある程度、持続性のある媒体っていうのが発明されてきて、一つはパピルス。これが紀元前3000年前と、紀元前3000年だって言われてるんですね。だから最初の文字体系ができたより後なんですね。紙のようなものが出てきた。パピルス紙ですね。

そして、その後出てきたのが羊皮紙、羊の皮の紙ですね。これが紀元前2500年前と言われてる。いわゆる紙が発明されたのが中国なんですけれども、紀元前2世紀頃っていうことで結構最近なんですよね。紀元前200年以内ですね。ということになるんで、まだ2200年ぐらいしか経ってないということになるわけです。

ここから紙メディア、紙媒体の時代が始まったわけですね。やっぱり紙媒体っていうのが一つ大きな主要なメディアだったわけです。文字を記録する媒体としてはね。これが、最初はずっとアナログなんですね。それこそ三蔵法師がインドに行って、手書きでお経を写してくる。例えば、般若心経を手書きで写す。書写ですね。書写、筆記しかなかったわけです。手書きしかなかった。これは完全アナログの世界ですね。最初の文字は、アナログだった。

これが変容したのが、活版印刷です。これは実はアナログなんだけどデジタル化してきたんですね。アナログデジタルと私は呼んでますが、デジタル化が一歩進展したんですね。ここでね。活版印刷は、中国で11世紀頃から始まって、さらにグーテンベルクの西洋式の活版技術が1445年頃と言われている。ここからいわゆる文字の大量生産、コピーですね。コピー技術が進化したんですね。特にグーテンベルクの印刷技術で何が印刷されたかというと、聖書ですね。聖書が印刷された。

それまで聖書っていうのはローマに行って手書きで写して帰ってきたわけですよね。それが手書きで写さなくても、印刷技術で活版印刷されるようになったと。その副次的な効果として、宗教革命が起きたわけですね。誰しもが、聖書を手に入れることができるようになった。昔はローマに修行に行って、そこで1年2年3年と聖書を書き写してこなきゃいけなかった。だから書き写された聖書は、そのお坊さんが持って帰ってきたその街にはそれしかないから、お坊さんだけが勝手な解釈して勝手なこと言っていたわけですが、これが庶民のものになったというのがこの印刷革命ですよね。聖書が印刷されて、それで宗教革命が起きたという話になるんですが、これは世界史の話になっちゃうんで置いておいて。

とにかくこれはコピー技術の進展なんですね。もう一つ言うと、トランスミッション。伝達技術の進歩なんですね。コピー、要するにデジタル化が、活版印刷っていうのはやっぱりデジタル化が進んだんですね。文字の組み合わせでプリントできるわけですから、大量コピーができる。そうすると伝達が、大量に拡散できるという、こういうコピーと伝達の技術が進歩したというね。つまりデータ処理がデジタル化することで、活版という形でデジタル化することで、コピーと伝達の技術が進歩したという、ここで一つ大きな変動が起きるわけです。だから印刷術の発明ぐらい大きなことが、インターネット革命では起きているわけですね。

これが電子メディアの時代に入ったんですね。しかもインターネットプロトコルトランスミッションコントロールプロトコルインターネットプロトコルっていうTCP/IPって言われてるやつですが、これが1982年に標準化されるんですけども、ここからインターネットの世界が始まるわけですね。その後、ウェブっていう、ウェブっていう世界が始まるわけですね。ワールドワイドウェブというのが。これが1990年代からです。一番大きかったのがウェブブラウザの標準化。モザイクっていうのが1993年に出るんです。

ちょうど私、大学院に入った時でね、モザイクはまりましたね。1年もしないうちにネットスケープナビゲーターに取って代わられたんですが、ネスケネスケって言ってましたけど、それは良いとして、そこからいわゆるインターネットをウェブで見るという。インターネットイコールウェブになって、ウェブイコールホームページになって、そのウェブ上でいろんなことが展開される時代がここから始まったんですね。だからまだたかだか30年ですね。30年しか経ってない。ちょうど私のSNS遍歴と重なるわけですが、それはさておき。

これがいわゆるブログの時代に入ってきたのが、1999年ブロガー、2003年はてなブログですね。これが、いわゆるオンデマンドの文字言語がインターネット上で流通するようになって、一般ピープルも誰しもがフラットに情報、データのコピーと伝達ができるようになったっていうのが、実はこの2000年頃からなんですね。

ブログ1.0と私は呼んでますけど、これは書記言語の時代です。つまりインターネット、ウェブ1.0に乗っかった書記言語の時代が始まって、それがそのことによってウェブ2.0と言われるようになって。ウェブ2.0って言葉はその後出てくるんですが、2004年から使われ始めたというふうに言われてるわけですけど、この頃ですよね。

ちょうど2003年がブログ元年だとすれば、その頃からウェブ2.0っていうことも言われ始めた。これほぼ同時的なんですが、これは何だったかというと、結局インターネット、しかもそのワールドワイドウェブというね、しかもウェブブラウザ上に、文字、オンデマンドの文字情報をアップロードして、それを誰しもがアクセスし、誰しもが発信できる時代に入ったと。フラットにね、水平的にね。これがウェブ2.0なんですね。

だけどこの時は、音声も乗っけれなくはなかったんだけども、やっぱり普及しなかったんですよね。ポッドキャストポッドキャストで、いわゆるインターネット上にはあるんだけれども広がらない。これはやっぱり文字がセットじゃなかった。検索に引っかからない。だから知ってる人だけが知っている。しかもそれは時間がかかるわけですよね。聞くのに。情報を読み取るのに、つまり伝達に時間がかかるわけです。

これがいわゆる去年ぐらいからね、2023年ぐらいから、いわゆるAIによる文字起こしが可能になったことで、格段に進化したことで、可視化されてきたと。可視化されることで、やっぱり伝達が容易になったということが非常に大きいように思いますね。私はこれをブログ2.0というふうに呼んでいるわけです。

つまり、音声も文字と同じように、ウェブ上で、オンデマンドで自由に配信し、自由に検索され、自由に伝達、コピーがされる時代に入ったということで、....続きを読む。

 

blog|29Feb2024

本日配信したブログ記事です。

 

本日の配信はありません。

 

note|29Feb2024

本日配信したnote記事です。

 

note新書002の発刊について、noteつぶやきしました。

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夕刊ことのは|29 Feb. 2024

前日の新着情報を毎日17:30にショートPodcastでお届けしています。

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上の▶️をクリックすると音声を聴くことができます。リンク先の概要欄には新着情報のリンク集があります。

夕刊ことのは。2月28日の更新情報です。詳しくは、概要欄・説明欄に各記事へのリンクがあります。

毎日の《ブログつぶやき》、つぶやきました、新着ポッドキャスト、《4象限で考える》、「RSSフィードをめぐる4象限」の1と2を配信しました。

そして、《深堀ライブ》の24と25、「非営利組織の経営を考える」の8と9完。そして、昨日の「ブログ下書き」。昨日の《ことのは》。

新着ブログは、《こえと言葉のブログ》、「note新書002|『非営利組織の経営』を読む 発刊!」。

そして、新着《note》、今の「深堀ライブ」、2本の「音声記事」と「文字起こし記事」と、そしてそれらをまとめた「note新書の002の発刊!」ということで、《note新書》のマガジンですね。noteマガジンのリンクが貼ってあります。

以上です。夕刊ことのはでした。